身近なビジネス

タケモトピアノ 中古ピアノ買取のテレビCMの裏側。

タケモトピアノのCMを見たことない人はいないと思いますが、いつ見ても不思議なCMだなあと思って見ていました。

ピアノの買取って滅多に使うものでもないのに、いつもゴールデンタイムに2回連続でCMを打っていてすごく利益が出ているんだろうなあって。

実際に調べてみたらすごくて、普通の家庭の要らなくなったピアノを買い取って修理と綺麗にして、国内ではなく東南アジアをはじめとした海外に売っているそうです。

しかも5万で買い取ったものを100万にして売れているそうですよ!送料や修理代がかかるにしても利益はかなり大きいし、買い取ってもらう側からしても引越しのタイミングでどうせ要らなくなったものを持っていってもらえるのにまさにwin-winの関係ですね。

私の母親世代、50代以降の女性はクラスの大半がピアノを習っていたというのも聞いたことがあるので、使わないけど放置されたままの家庭のピアノが少しでもお金になるところに目をつけるってすごいですね!

とても魅力的なビジネスモデルではありますが、やはり現実にやるとすれば倉庫も送料も必要となるし、修理できる人材を集める必要もなるので、やはり大変だと思います。アイデアだけじゃなくてやりきるというところがビジネスを成功させる秘密なんだなあ・・・

なんてことを思いながらこのCMをいつも見ています。笑

 

ちなみに・・・動画編集のプロである夫は、このCMを見て「何年同じやつ使ってるんやろうな〜」と言っていました。笑

「しかも地デジになる前の映像のまま、横付け足して流してるしな。」と。

昔の映像が流れる時って、横が黒かったり付け足してたりすると思うのですが、これは2003年頃に地デジ対応やハイビジョン化に伴ってテレビの比率が変わったからなんですね。

二人してそれぞれの専門分野で視点が違っていて面白かったです。