ここは唯一オープンな場所でわたしの本音を思うがままに語っている。
最近わたしは自分がどうなりたいのかわからない。会社員の頃と比べると、起きる時間も服装も自由でいいし、毎日やらなきゃいけないことも特にない。そこまで有り余ってるわけでもないが金銭的にすぐに困るということもない。
何を目指すべきかわからない
でもこの先何を目指していけばいいのか?どうなりたいのかがわからない。今は幸いなことに普通なら一生出会えないようなすごい方たちがYouTubeをやっている。インスタやツイッターで実践に基づいた情報をしかも無料で提供してくれている。だから色んな人のを見た。買った情報もあれば、無料でずっと追いかけているメディアもある。
なるほど、次はこういうことを始めれば売上の桁1つ増えるようになるのか。具体的にはこういうことをやっていけばいいのか。よくわかった。でも不思議とやりたいとは思えなかったのだ・・・
わたしが心から何億もの売上や収入を目指していないというのも1つだと思う。今がある程度満たされているというのもそうだと思う。そこまで目立つのが怖いというのもぶっちゃけある。
多くの人に知られるほどに私のことを嫌いな人の人数も増えるので(割合はおそらく変わらないが)、メンタルが弱いので大丈夫だろうかとやる前から謎に不安にかられている。
こう文章にして書くとおかしな話だがw
人は意外と大きなことを求めてない
どんな人生を生きたい・・・これは本当に難しい。中途半端にSNSだけで金持ちの人に憧れてたときはタワマンに住みたい、ブランドモノを買いたい、コース料理を食べたいなどとにかく人からすごいと思われるもの、今の自分じゃ絶対に手に入らないものに興味があったけれど。
最近はそういう物欲もすっかりなくなってしまった・・・世の中的にはそういった高級品への物欲が仕事への大きな原動力となっている人はたくさんいて、そのおかげで世の中が良くなっているので、高級品ビジネス自体には感謝すべきだと思っている。
(最初の目的は自分のためであれ、高級キャバクラに行きたいがために仕事をがんばってる男性とか、最終的には世の中をよくしてるわけじゃないですか。。)
高級品のはしくれのようなものを試してみて思ったのだが、値段が10倍になったからといって例えばホテルの部屋の広さが10倍になるわけではない(笑)。
コース料理だってそうだ。わかりやすく3大珍味が入っていたり、やたらと年代物のワインが出てきたりで高くなっているのであってこんなこといってしまうと元も子もないが胃袋に入れば同じだ。
時計や車、ワインとどんどん高くなったとして、ものを食べる時間が見られる移動手段みたいな根本はなんの変化もなくて、いかに高級な装飾をつけるかという戦いになってくるのだと知った。
そして高級品を買う人ほど実用性を求めてるわけじゃない。高級ハイヒールほどものすごい高さで歩きづらいし、バッグも高額になるほど奇抜なデザインで普段使いはできない。わたしのような庶民には時計にダイヤが追加されるほどキラキラして時間が見にくいと思うのだが、そこに実用性を求めるやつはターゲット外なのだ。笑
ストレスから開放される優先度が一番高い
話を戻すと、ここ3年5年でわたしは大きく働き方を変えたり、結婚したり、お客さんの層もガラッと変わった。だから今から1年後どうなってるかもわからないしここに書いた考え方も変わってるかもしれない。
でも1つ言えるのはわたしはそこまで大きな売上を求めていないのかもしれないということだった。ある程度安定した最低限の売上目標はあるが、それよりもストレスのない毎日を求めていると少しずつ気付かされた。
事業を大きくしていくにはシンプルで、お金を使って人を雇う、マネジメントできる人を見つける、外注さんを探すことだ。でも関わる人が増えれば増えるほどわたしはきっとストレスが溜まってしまうタイプだ。なぜなら陰キャでコミュ力が低いからだw
きっとたくさんに人に誤解をさせ、わたしも誤解してしまい、話し合う勇気もないまま傷ついたりストレスを感じることが目に見えているのでやはり怖いと思ってしまう。
人を雇うというのはある意味でサイコパス的要素が求められるとも思っている。数名ならいいかもしれないが、数十人数百人という人を雇ったとき関わる人全員が100%満足できるようになんて絶対ムリだからだ。どこかで無視力が必要でどこかで割り切りが必要になるだろう。でもわたしは気にしてしまうのだ。
5年間のOL時代も後輩という後輩がいたこともないので、誰かの上に立つというのも本当は怖い。立場上断れないよなことを誰かにお願いして、その人が苦しむのを考えてしまうと辛い。
夫婦で楽しく生きれたらそれでOK
書いてるうちに少しずつまとまってきたが、できるだけ少人数でできればこれから先も夫と二人で、ストレスなく好きなお客さまだけと仕事をしていくのがずっと続いたらいいなと思う。たまにお客さんと旅行や食事に行って楽しく過ごす。お客さんが成長して行ける場所のレベルが少しずつ上がれば、それはそれでいいものを共感できるという楽しみもある。
世の中にはすごい人がたくさんいる。今じゃ一般人でも田舎に住んでいようが、その情報にアクセスすることができる。それがいいかどうかわからない。もしかしたら知らずに生きていた方が幸せなのかもしれない。
知らなければ幸せと思っていたのに、知ったばかりに自分は不幸なのでは?もっと頑張らなければならないのでは?そう思うとさらにストレスがかかってしまう。
どうなりたいのかまだ答えはわからない。
エピローグ
この話を夫にしてみた。彼はわたしからすればかなり楽天的だ。仕事に対しては真面目だけどかなりポジティブ。そしてSNSをほとんど見ないし自分もやっていない。
「ここ1年ほど不安とか1ミリも感じたことないけどなあ」と言っていた。わたしもそんな性格になりたい。でもわたしは1人でいるとついつい思いつめてしまうので、そんな彼の考え方に何度救われたかわからない。