身近なビジネス

有名アフィリエイター新田祐士さんが言う「情報は先出しした人だけが稼げるようになる」について

こんばんは、相羽みうです。

少し前なのですが、伝説のアフィリエイター新田祐士さんが、すごくおもしろい投稿をされていました。

 

テーマ「1日1万円をいかにして稼げるか?」

全文は上記に載せてるのですが、新田さんの文章いつも死ぬほど長いので(もちろん内容最高です。)、めんどくさくなってやめちゃう人のためにいいなと思ったところを抜粋します。

 

「世の中の99%の人は、1万円を自分1人で稼ぐことができない」

「いやいや!そんな1万円なんてすぐ稼げますよ!
私のバイトは日給1万円ですから!!」

って言われるかもしれませんが、
そもそも「アルバイト」という時点で、
他人の作ったシステムを利用させてもらって稼いでいるので
“自分1人で”稼いだことにはなりません。

自分の時間(エネルギー)→<ブラックボックス>→1万円

という変換が行われているのですが、
どのようにしてエネルギーがお金に変換されているのか
多くの人は認識できません。

「なんかよく分かんないけど、お皿洗ってたら1万円もらえた」
ということです。

本来、お皿を洗ってそこから1万円発生することはありません。

 

会社員やアルバイトとしてお金が受け取れるシステムはまさにこれなんですね。

だから世の中には会社員の方が向いている人もいれば、個人ビジネスをした方が圧倒的に稼げる、どちらの人も存在していると思っています。

 

理不尽だと思っていた塾バイト時代

わたしの場合、なんとなーくこのブラックボックスに気づいたのは大学生のバイト時代でした。

個別指導塾のバイトをしていたのですが、生徒2人に対して講師1人。

 

学年にもよるのですが、生徒が支払う受講料は75分で8,000円くらいだったんじゃないかなあ?

2人教えたら8,000円×2人=16,000円が塾には入ります。

そして講師がもらえるのは給料は75分で2,000円もありませんでした。

(ただこれが大学生のバイトにしてはいい時給というところがミソなんですが・・・)

 

14,000円はどこいった?みたいな。笑

塾を運営するのには家賃や電気代、テキスト代、机や椅子代もかかる。

だから仕方ないとは思う反面、どう考えても塾の経営者は働かずにお金が入って来てずるい!!!なんていうことになんとなく思っていました。

 

でも学生に教えるという仕組みをつくりあげたことが、すごいんですけどね。

そしてじゃあ大学生1人が子供達を集客し続けられるのか?っていうと、莫大な広告費をかけている塾に叶うはずないんですけどね。

 

仕組みをつくる人が稼げるということはわかりつつも、結局わたしはごく普通のメーカーに就職をし5年間働いていたというわけなのです。笑

 

交換レートのよくない仕組みに乗っかっている

新田さんの文章の中でも特に、彼はなんて説明が上手いのだろうとびっくりした部分があります。

会社員と起業家の違いを説明しているものは、世の中に山ほどありますが、何も考えなくていい代わりにレートのあまり良くない仕組みと、時間をトレードしていると。

 

本来、お皿を洗ってそこから1万円発生することはありません。

でも、なぜか、それが可能となる仕組みができていて、
その仕組みを使わせてもらっているおかげで、
お皿を洗う以外の一切を考えずに1万円をもらえるわけです。

その際、お店の誰がどこで価値を生み出していて
それがどのようにお金に変換されているのか、
知る必要がないのです。

(=キャッシュポイントなど考える必要がないということ)

そうやって価値とかマネタイズ(=お金に変換すること)とか一切考えずに
ただ自分のエネルギーを特定の何かに集中させたら、
それがお金がもらえるような「仕組み」が世の中には数多く存在します。

その仕組みを使わせてもらっている分、
あまりレートの良くない(自分にとって不利な)トレードをしているのですが、
その代わり、お金を自分で生み出さなくても、お金がもらえるのです。

 

この文章めっちゃわかりやすくないですか・・・

経営者と従業員がなかなか分かり合えない部分というのは、おそらくこういった考え方の違いが大きいのではないでしょうか。

 

会社員時代は事務をしていて、社長や役員の会議準備やお茶出しをしていたのですが、

こんなに現場のみんなが一生懸命働いてる一方で、役員たちはおかし食べたり、海外からのVIP顧客を京都観光に連れていったりしているなんて!と思っていました。(もちろん勤務時間中)

 

でもそれは従業員がキャッシュポイントのことなどを一切考えなくても、利益が発生する仕組みをつくるための人脈作りだったり、仕組みづくりだったのだなあと今となっては少しわかるようになって来ました。

改めてあれだけの規模を経営していた社長はすごいな・・・と思う一方で、会社員時代はそんなことなどさっぱりわからず、常に不満を持っていたわけです。笑

 

なぜお金を払う価値があるのか?を知ってもらうために

僕の場合だと、毎日ブログに大量にアクセスが来るし、
ツイッターとかFBで情報流したら一瞬で多くの人が買ってくれるし、
メルマガでセールスかけたら数千人単位の人がお金を払ってくれることすらあります。

でもこれらは全部、今まで作ってきた仕組みがあるからできること。

もし、何もない状態で、
 
「さぁ、ここからネットで誰か捕まえて、
1日以内に1万円を払ってもらわないといけない」
 
ってなると、結構苦戦すると思います。

自分の知名度を一切使えないとなったら、
誰かに話しかけて「喋ろう」って言っても、
「なんでお前と喋んないといけないんだ!」
って思われて終わりです。

(中略)

まずは、どうすれば1万円を稼げるか?
って必死に考えてみるといいかもしれません。

路上で空き缶置いて物乞いするしか思いつかない、
ってなると、いつまで経っても稼げるようになりません。

「自分は可哀想だからきっと誰か助けてもらえるはず!」
というマインドだと、誰も助けてくれません。

でも、実際、それに近いマインドの人も、世の中には多いのです。

ネットでお金を稼ぎたいってなった時に、
「誰か助けて欲しい!」ってマインドでいると、一生稼げません。

お金を稼ぎたかったら「誰かを助けたい!」じゃないとダメなのです。

 

1日で1万円稼ぐ方法というのは、バイトじゃなくても例えばわたしだったら1万円でコンサルしますとか、ブログの添削しますと言えば稼げるかもしれないのですが、

条件を平等にするためにそれもなし・・・とした場合、たった1万円でも結構難しいことになります。

 

そうですよね、、、だってもしわたしの今のブログやYOUTUBEなどメディアも実績も何もない状態で、「あなたをコンサルしてあげますよ」なんて話したところで、

なんでお金払ってまで、お前の話聞く必要があるんだよ!ってなるのが普通なわけです。笑

 

だから、ちゃんとお金と交換して価値を与えられるという信用を得るために、情報というのは必ず先出しになります。

具体的にはわたしの場合はどうしたのかというと、100万とか150万とかのコンサルやスクールに通って、ビジネスの知識やスキルを身につけました。

 

もちろんただ学んだだけじゃなくて、6年間のブログを続けた経験や実際にサービスを販売するという一通りの流れを経験しています。

そのことを動画やブログで無料公開しています。

これによってこの人から学ぶ価値があるんじゃないか?と思ってもらえ、信用を得ることができ、商品が売れているという流れになっているのです。

 

お金の物理法則

何も提供せず、何かがもらえるってのは、そもそも自然の法則に反してることです。
もしそれが実現できているとしたら、それは不自然な現象なので、
必ず何らかの形で反動が生まれます。

もちろん、最初は不自然な形でお金を生み出したけど、
それを使って誰かに価値を提供し、そしてまたお金を稼ぎ、
という循環によって自然な形に変えることもできます。

でもいずれにしろ、本来あるべき形は、
「まず価値を提供して、それによってお金をもらう」
です。

(中略)

やはりそれでも、成功する人ってのは、
稼げるようになる前から、自然と「価値を提供する」ってのができてる人です。

 

新田さんもおっしゃっているように、やはり普通に生きているだけではなかなかこの価値と交換でお金が得られるという、「お金の物理法則」というのがわかりにくい構造になっているわけです。

先ほど書いたお皿洗いのバイトがまさにそうですよね。

1時間大変な思いをして頑張った、というのとお客さんがお金を払うだけの価値を発生させているのとはまた別の話。

 

これがすごくわかりやすいなあと思いました。

ここを何回も経験することでしっくりくるようになると、必ずお金は稼げるようになるし、タイムラグがあるとは言え必ず自分に返ってくるというのがわかってくるので、与えることも躊躇がなくなってくるもんです。

 

クライアントさんのお一人に、

「与えることではなくならないし、むしろ自分への信頼は溜まっていく。そして与えた情報を実際にやる人は5%以下なので結果ライバルが増えることもないよ」

という話をした時に、

「みうさんからの返信を見て、新田さんの子の投稿を思い出しました!」

と言ってくれたのが嬉しくて、今回の記事を書いてみました。

 

最初は自分のためでいいよ

当たり前の話なんだけど、お金を稼ぐって最初は誰もが自分のためから始まってますよ。

だいぽんさんも新田さんもわっきーさんも、学生でお金がなかったり家の借金を返済するためだったり、貧乏だったからこそネットビジネスに出会えたとおっしゃっています。

 

最初から人に貢献したいとは、逆にちょっとステージの高い人からすれば嘘ってすぐバレるので絶対言わないほうがいいですね。笑

それよりも正直にブランドバックが欲しいのでめっちゃ頑張ります!とか素直な人の方が、正直者なだけあって伸びるだろうなって思います。

 

自分の欲を満たしきった後は、人からすごいと言われることや誰かに喜んでもらえたことに対して、充実感を感じやすくなる気がします。

というか個人的にはですけど、有形のモノを買うことによる充実感というのは、意外とすぐに消え去ってしまうものなんですよね。。。

 

新田さんも最後にこう言われています。

自分のことで悩む(ましてやお金のことで悩む)のは
まだ人生のスタート地点にすら立ってないので、
そんなものさっさと卒業して、華麗に通過して、
次のステージに進んでいきましょう。

この広いネットという海で、
たった1人の人を集めて、1万円を払ってもらう、
これがいかにして可能となるのか?
まずはこのシンプルな事を考えてみると良いですよ。

ツイッターだろうが、ブログだろうが、
どこから集めてもいいので、
とにかく1人に1万円を払ってもらうだけの価値を
提供してみましょう。 

 

あなたのメディアでは、1万円を誰かが払いたくなるような価値を与えられていますか?

そう思うと発信する内容も、違う次元で見られるかもしれません。

 

新田さんのブログはこちら

今回のFB投稿の全文はこちら

 

PS.

ちなみに新田さん本人が言われていた言葉で、興味深かったものがあります。

彼は顔出しなし、メルマガのみで3万円の商品を数千人に売ったりしている経験の持ち主なのですが、お金を払ってもらうときはこう考えているそうです。

 

商品そのものを売るというよりも・・・

「今までメルマガではたくさんの情報を無料提供をしてきましたので、今まで受け取った価値が3万円以上だと思ったら参加してください」と。

今まで提供した分を返してください(笑)くらいの感じで販売をしています、とおっしゃっていました。

 

それくらい、価値は常に先出しするということを徹底されているわけなのです。

新田さんのこの言葉を聞いた当時は、ここまでの先出しするという発想ありませんでした。

でもわたしはまだまだ基準が低いなあと実感して、YOUTUBE動画やブログと以前にも増して、出し惜しみなく発信するようになったという経緯もあるのです。