マーケティング

1人起業家は絶対に安売りしてはいけない理由

こんばんは、相羽みうです。

最近記事ネタのストックがたまりすぎて、執筆するスピードに全然追いつかないので、ツイッターでアンケートをとったところなんと12名もの方がお答えくださいました。

ちなみにネタストックはこちら。笑

 

読んでみたいやつがあったら、今からでもぜひこの記事のコメント欄で教えてください。

優先的に記事にしようと思います。

 

こんなふうに相互で意見を聞けるTwitterって最高ですね。

 

大企業とは戦わない

本題なのですが、私は基本的にはなんでも安売りすべきじゃないと思っています。

買う側からすれば「安いに越したことはない」そう思われるかもしれません。

わたしもかつては節約ブロガーだったわけですからその気持ちはすごくわかります。

 

でもね安くしても利益が出るっていうのは、大企業だからこそなせる技なわけですよ。

ダイソーとか、ユニクロ、ワタミ、しまむら、ドンキホーテ。

どれも日本を代表する大企業のものです。

海外から独占して輸入できるルートが整っていたり、大量生産によってコストを下げることも可能です。

 

だから個人ビジネスをするときだったり、1人企業の場合は金額をこれに合わせちゃ絶対ダメなんですね!

10年で9割の起業家がいなくなるとは言われていますが、多くが資金が足りず自転車操業。多くの理由は大企業と無駄に戦おうとして潰れていくパターンなのでは・・・と予想しています。

 

小さな会社なりの良さがある

大企業と戦わなくても、小さな会社や個人ビジネスには大企業にはない良さがあります。

小回りがきくため、大企業では採算が取れないため入っていけないニッチな分野でビジネスをできるということ。

例えばですがせどりやネットビジネスもめっちゃこれに当てはまります。

すごく利益率がいいとわかっていても、大企業で個人でできるネットビジネスを教える教材!などを扱うと、社員はみんな会社で働く意味がなんてないなと思って、次々会社を辞めていくでしょうね。笑

なので大企業では扱えないのです。

 

また個人ビジネスだと、お客さんとの距離が近いというのはかなり大きなメリットです。

お店で例えるとわかりやすいと思うのですが、チェーン店の飲食がある一方で、もう何十年も続いているスナックや喫茶店があるのもそうだと思います。

だいたいそういうお店は、常連さんが多くご飯を食べるというよりは人との繋がりが求められていることも多かったりします。

 

スナックのお料理やお酒なんて、原価わかってるけど誰も文句言わないじゃないですか。

それはいつも相談事を聞いてくれるママや、仲間と会える場所という付加価値がついているからです。

 

安いと買う側もテンション上がらない

安かったから買った、大阪ではよく聞く言葉です。笑

だけど買った理由の1番が安いから、これほど悲しいことはないですよ。

 

だって完全に安く買うことが買う理由になってしまってるからです。

その商品そのものが欲しいわけじゃなくて。

わたしの実の妹はよくそうやって買った服を、結局着ることもなくタンスにしまったままよく捨てていました。笑

 

これは金額が高いとか安いとかじゃなくて、自分の中で買う1番の理由が安いからだけだとやばいっていうことです。

買い物っていうのは自分のやる気を出したり、テンションあげるためにすることじゃないですか。

しかも安く買ったくせにすぐにほつれたりすると、やっぱり安いからやってムカつくのは仕方ないとはいえ辛いです。笑

良く100均で買ったものがすぐに壊れたりして、安物買いの銭失いとはまさにこのことだなと思っていました。

 

高価なサービスの方が満足度は高い

その反対である程度高いものってやっぱりいいですよ。

ルイヴィトンのバッグは細い持ち手も全然切れたりしないと聞きますし、当然ながら紅茶が1,200円もするカフェというのは客層も良くて静かで癒されます。

 

ちょっと高級なホテルでは、特典でブランドのコスメをもらえることもあるので「あら、羽振りいいところだわ。」と思っても、あれ実は自分が払ったお金から出ているものですからね、笑

高めのホテルラウンジで、頼んだ飲み物と別にクッキーが出てきたりするのも、結局わたしたちが払った高い紅茶代に含まれているものです。

 

何が言いたいかというと、高い金額を払ってもらっていいサービスを提供した方が、満足度も高くなるということです。

そりゃそうですよね、お金を出すほどにサービスの質は高くなるわけですから。

 

でも・・・高かったら売れないんじゃないか?

そう心配になるかもしれませんが、高くても買ってくれる人だけを相手にすればいいのです。

そして高くても買ってもらえるサービスを提供するにはどうすればいいか、これを考え、試行錯誤することこそがビジネスの本質だと思うのです。

 

安くして買ってもらうのは誰にでもできます。

安売りは工夫と資金のある大企業だけがなせる技、もしくは小さな企業がするといつか行き詰まります。

 

価格を高くすることによる副産物として、客層は確実に良くなります。

同じオレンジジュースを飲むにしてもマックか、ホテルラウンジかの違いを想像してもらうと、そこに集まる人たちの違いは一目瞭然かと思います。

※これはマックをバカにしているわけではないので悪しからず・・・わたしもファーストフード良くいきます。

 

最後に・・・

買い物っていうのは自分のエネルギーを高める、テンションをあげるためにするものだと思うんですよ。

百貨店が大好きで良くコスメのコーナーを見ていて思うのが、1人起業するならハイブランドのコスメにならないとダメだなということ。

 

お店の内装から、店員さんの立ち振る舞い、綺麗なパッケージ。

全てがワクワクさせてくれます。

まあ化粧品そのものを買ってるわけじゃなくて、テンションを買ってるってのもありますよね。笑

 

でもそれでいいんですよ。

化粧品とは手段でいいんです。

大事なのは自分がワクワクした気持ちになれるかどうかなので。

 

化粧品メーカーで働いている友達曰く、化粧水なんてほぼ水やからどのブランドで買ってもあまり大差はないとのこと。

パッケージの方は高いことも普通に有名な話と言っていましたが、その話を聞いてもなおわたしはエネルギーを高めてくれるハイブランドのコスメはいいなと思います。

大事なのは自分がワクワクした気持ちになれるかどうかなので。

 

ということで安いだけで、買うことで全くワクワクさせないというのは、お金だけもらっているようなものだと思ってます。

本当に欲しかったら高くても、そのために仕事がんばって買うはずですので。

そういう自分のサービスに対しても優先度が高いお客さんに来てもらうためにも、安売りはするべからずです。