この記事を書いたのは2019年最初でしたがあれから1年が経ちました。
グーグルマップ検索「MEO」の影響で、食べログやぐるなびの営業利益が70%以上も下がってしまったというのがニュースになっていました。。。
無料で集客できるMEO対策とは?
先日ツイッターでこの話題を呟いたら思いの外反響があったので、詳しくブログに書きたいと思います。
お店やってる友達がいたら教えてあげてください(^^)
MEO対策で調べたら詳しく出てきますのでそのページ見せてあげるだけでも💡https://t.co/YwjNCpJbXb— 相羽みう@Tiara inc.代表👑 (@aibamiu2017)
2019年2月27日
MEO対策というのはここに書いている通り、ざっくりいうとグーグルマップ上の情報を整えましょうっていうことです。
最近ではわざわざ個別にレストラン探すなら食べログ、美容室探すならホットペッパービューティーというよりも、グーグルで検索できることを知る人も増えてきましたね。
グーグルで現在地をGPS表示した状態で、「コンビニ」と調べるとセブイレ・ローソン・ファミマ問わずに出てくるのです。
昔はそこまで制度がよくなくてセブイレしか出てこないなんてこともあったのですが、今じゃ最新情報が一番揃っているのはグーグルマップではないかと思うほど、店舗の入れ替わりがあればすぐに誰かが書きなおしてくれるのでありがたい存在です。
MEOの具体的な中身はこんな感じ
まあみんながそれぞれ得意な分野の情報を更新していくウィキペディアみたいなものですね。
こちらの動画がめちゃくちゃわかりやすかったんで、店舗やサロン経営してる人は見てみてください。
有料レベルでびっくりします・・・!
どうすればグーグルマップからお店に来てくれるのか、これ1本みるだけでだいたいわかります。
例として東京の大手美容室を調べてみました。
いちいちアプリで美容院の比較をしなくても、地図上でここまでのことがわかるので便利ですよね^^
MEO対策だけで集客できているお店も!?
というわけで、これからはますますグーグルマップを使ってお店を調べる人が増えることは間違い無いのですが、そうなると検索されやすいかつ実際にお店に行くという行動に移しやすくなってもらうためには、地図上の情報MEOをきちんと整えておくことになります。
まだまだSEO対策という言葉が出てきた当初のように、少し知識があるだけで上位に行く、検索されやすくなるのでしょう。
それによってライバルより知ってもらいやすく、お店の売り上げを上げることも可能だということです。
もちろん大手チェーン店なら当たり前にMEO対策はされているのですが、まだまだ個人商店や個人でやっているお店だと、何も書いていないのはもったいないなあと思います。
ちなみに今回なんで先ほどのツイートをしたのかというと、私が毎月通っているヘアサロン。
普段からかなりマーケティングに長けているお店だなあとは思っていたのですがですが、今月から「グーグルマップにお店の口コミを書いてくれたらトリートメントのランクアップします」というポップが貼られるようになったのですw
ここの店長さんは私と同い年なのですが、美容のことだけじゃなくて最先端のマーケティング力も持っている方なので毎回友達に話しに行く的なノリで通わせてもらってます。笑
なのでサロンや飲食店をやっている人がいればそのお店をグーグルで調べて、ほとんどMEOが設定されていない人がいればぜひ教えてあげてください。
これだけの知識ですがめっちゃ喜ばれること間違いなしですよん^^
MEO対策のやり方についてはこちらを見て貰えば一目瞭然なので、ここからは一人のウェブマーケターとして私の考えを書いていきたいと思います。
海外ではあらゆることがグーグルマップで調べられる
ちなみ先日にNYやマルタに行ってきたのですが、やっぱり英語圏の国では日本のグーグルマップよりもさらにお店情報などが整っている印象があります。
例えば有名な観光地なら簡単な歴史の解説が出てきたり、そのページから直でチケット購入することもできたり・・・(グーグルマップはおそらくこれによりチケット販売の手数料を受け取っていると思います!まさに自動化・・・!)
エッフェル塔について調べてみたら、近日中のイベント情報も書かれています。
なのでスケジュールがいつもと違うとか、普段より混雑するんじゃないかとかはむしろ公式サイトよりも正しい情報を得れるんじゃないかと思うほどです。
こちらのエッフェル塔の情報ですが、混雑する時間帯をこんなにもわかりやすく教えてくれているので、計画も立てやすいですね。
曜日毎、時間ごとに見れて、濃い青になっている部分は現地時間です。
あとまだこの機能はまだ日本では見たことがないですが、リアルタイムな時間を示してくれるライブというのもあるようですね!笑
すごすぎ・・・この記事を書いた日が木曜日で、実際の混雑具合を示しているようです。
現に海外旅行中には、グーグルマップは地図を見る以外のことでもめちゃくちゃ重宝しています。
例えばこのお店の営業時間は何時か?みんなのコメントは?
お店の公式サイトで出ているような盛り気味の食事の写真じゃなくて、実際の観光客がとった食べ物の写真はどんな感じか?
などを事前に調べておくことでまあかなりお店選び、観光地選びに失敗する確率は低くなります。
他にもNY旅行に行ったときは、たまたま祝日でパレードがあったのですがその日のグーグルマップにはちゃんと通行止め場所もわかりやすく記載されていました^^
ありがたや〜🙏
あらゆる仲介サイトは無くなるんじゃないか・・・
こんな感じでグーグルマップのすごさについて紹介してきましたが、今後はあらゆる仲介サイトが無くなるんじゃないだろうかと思っています。
例えばホットペッパービューティー。非常にやばいですw
だってアプリ開くのが、わざわざ検索するのがめんどくさいですもん・・・
もちろん詳しい条件はこちらの方が調べられると思いますが、少なからずグーグルにお客さんを取られるのは間違い無いと思います。
あとは旅行会社やレストランも同様だと思います。
特に日本に来た観光客の方は馴染みの深いグーグルマップを使って検索するはずです。
わざわざ食べログアプリを取得して予約なんてしないですよね、日本語表記しかないのにw
ガイドブックを見てって人もいなくなることはないでしょうが、グーグルマップでその日のどの場の気分で選ぶ人の割合は絶対増えてきます。
そうなったとき一休のように、グーグルと提携して予約できるようにするってのが大事なのかなあと。
あとはホテルを調べたときもこんな感じでズラーーっとホテル予約サイトが出てきます。
ちなみにこれはフランスのホテルを検索した画面です。
日本もホテル業界は海外事情に詳しいからか、いくつかのホテル予約サイトと提携して直で予約できるようにしてるみたいです。
他の業界だとそこまでグーグルマップの重要性に気づいてない感があります。
あとグーグルのすごいところは口コミを自動で翻訳してくれているところですよね。
日本から見た場合はもちろん日本語による口コミが上位に出てくるのですが、海外だと日本人による口コミがほとんどない場合もあります。
でもそんなときもかなり違和感はありますが、翻訳されているのでだいたいわかるって感じですw
余談ですが、ホットペッパービューティーは今学生を取り込むためにyoutubeを始めたとしたメディアにものすごい広告を出してますね。
これはグーグルからの予約に流れていく若者たちを少しでも減らす目的なのかなとは思いますが、時間の問題のような気もします。
あらゆる業種がグーグルに取り込まれていって、やっぱり日本人だし日本の企業に頑張って欲しいなっていうのはある反面、でも結局グーグルの作ったサービスが最高に使いやすいから仕方ないなあと思わざるを得ないです。
Gメール然り、グーグル検索、youtube、グーグルマップ。しかもこれが無料で使えるんだから他を選ぶ理由なんてぶっちゃけない訳で。笑
大手サービスに限らず個人ビジネスも同じですが、生き残っていくためには結局のところ「お客さんに選ばれる、そのために良いサービスを作る」しかないのでしょう。