こんばんは、相羽みうです。
先日、10年やっていたFacebookの投稿をやめることに決めました。
気づけばプライベートアカウントも含めると約10年もの期間、Facebookをやっていたことになります。笑
今日は10年間FBを通してどんなことを思ったのか?
そしてなぜFBをやめようと思ったのかその理由について書きたいと思います。
英語版しかなかったあの頃・・・
新しい物好きなわたしが初めてFBに登録をしたのは、確か高校2年生の頃でした。
カップルや友達とホムペを作ったり、前略プロフというものが流行っていたんだけど、なぜかわたしはいつも人と違うことをやるのが好きなので偶然見つけたFBに登録。
しかも当時は日本語版がまだリリースされていなくて、入力してこれ合ってるかな?って翻訳しながらやっていた覚えがあります。
今思い出したのですが、当時はmixiの方が主流でしたね。
mixiに高校や新入生のグループがあって、そちらをメインに交流していました。
今ほどFBもいろんな機能があったわけじゃなく、もともと作られた目的の
「同級生と出会う」だったり
「昔の友達を探す」にような意図で作られてるんだなってことはすぐにわかったのですが、
同じ出身学校などで検索してみても、まだ知っている人はいなかったような?笑
続々と友達が増えていった
知っている友達が登録しだしたのは、高校を卒業した春休みの2008年あたり。
大学受験が終わって少しずつ「共通の友達ではないですか?」の部分に知っている人が登場するようになった。
1人と友達になればそのあとに芋づる式に友達が増えていって、同級生といえども友達になりたい人とそうじゃない人がいるけどまあ仕方ないかと思ってましたね。
その頃は純粋にFBを楽しんでいたなと思う。元々FBが意図していた目的どおりに。
具体的には、小学校卒業以来ずっと会っていなかった友達の近況を知ることができたり、
または習い事をたくさんしていたのでそのときの友達を検索してみたり。
習い事だけの付き合いだと、その習い事をやめたら再開することというのがほとんどなかったのでこれは嬉しかったなあ。
昔好きだった男の子もどこの大学に通っているのだろうか、賢くて将来有望そうだった彼は今どうしているのだろうか?夢中になって調べてたりしていました。笑
こんなこと言うのも失礼かもしれないですが、小中学生で真面目そうに見えたからといって、その後の人生もずっと優等生でいくのかと思えばそうでもないのだなと思ったものでした。笑
異常なコンプレックスに苛まれる日々
大学を入学してからの2008~2012年頃、わたしのFBのプライベートアカウントは1番の盛り上がりを見せていたように思います。
そこそこの高校に行っていたので、みんないい大学に合格した報告だったり、見るからにリア充なサークルで楽しんでいる様子の写真だったり、受験勉強からようやく解放されてはしゃいでいるたくさんの様子が投稿されていました。
合格した大学は第1志望ではなかったので、すごい大学に行っている人たちの投稿を見ては、心がえぐられるような思いでした・・・笑
じゃあFB見るなって話なんですけどね。笑
わたしはと言うと実は大学入学後の1年は、もう1度第一志望だった大学を受験するために仮面浪人(合格した大学に通いながら隠れての受験勉強)をしていたんですね。
最初の1年はバイトもせずサークルにも入らず、親に言われるがままもう一度受験勉強をやり直すという日々・・・。
正直もう受かったところでいいかなと思っていたのですが、今から思えば大学の貴重な1年間を、怒られるのが怖いと言うだけで随分無駄にしてしまったなあと思います。笑
なので人一倍、FBを見ては落ち込んでいました。
わたしは勉強もできなければ、こうしてリア充生活を送ることさえできない人間なんだなあと。笑
自分は何も行動しないくせに
2年生くらいになるとFBでは留学に行く人が多く、理系で研究室詰めだったわたしにとっては驚きでしたw
こんなにたくさんの人が留学するんだ、、すごいな。英語話せるのかな?!
海外に興味があったし、留学までお金お出してもらえていいな〜、文系は休み多くていいな〜とまたそんな思いばかりが。
自分から親に留学したいとお願いしたこともなかったくせに、人のことばっかり羨ましがってましたね。
ちょうどどの頃くらいだったと思うのです。
大学生の起業ブームというのがありました。
プレジデントのようなちょっとお金持ちサラリーマン向けの雑誌にも、平成生まれの起業家特集なんてのが組まれたりしていて、
「へ〜、わたしより若いのに社長やってる人とかいるんだ!!!すごいな〜わたしも何かで起業してみたいな」
というようなことを生まれて初めて思うようになりました。
傍観者じゃなくてわたしも起業して、会社を作る側の人間になりたいって。
ちょうどFBでは、高校の同級生で目立っていた男の子が、大学を休学して起業をし始めたという投稿が、同級生の間で噂になっていました。
そのうちの多くは彼のことを全く良くは思っていませんでした。
応援したいと言っている人もごく少数いましたが、ほとんどの子が
「〇〇くん起業とか自己啓発セミナーとか怪しい投稿してるよね」
とネガティブなイメージを持っていたのです。
起業に対して最初からポジティブな印象しかなかったわたしは、その場では多数の友達の意見に合わせたふりをするよりほかなく。
でも起業するとこんなふうに思われちゃうんだな、という印象だけが残ってしまいました。
周りからの目を気にしたということもあって、比較的時間のある大学時代は起業に向けて一切動き出すこともなく・・・普通に就職をしました。
社会人生活とFB
社会人になってからもFBは続けていました。
2012年に就職をしたのですが、やはり大学入学時と同じような投稿で溢れていました。笑
これまた行きたい会社に採用されることができなかったわたしは、見なけりゃいいのに同級生のFB投稿を見ては、
みんな知ってる会社に就職できてるのに、わたしだけ誰も知らないところでこれから先ずっと働き続けるのか・・・と落ち込むをひたすら繰り返していました。
(もうそろそろウザいですね。笑)
今はインスタがありますが、FBは一般的に自分のキラキラした部分だけ、リア充に見える部分だけを切り取って見せる傾向のSNSとも言われています。
それを真に受けては落ち込むという、ひたすらセルフイメージを低くする活動をしていました。
FBは特に芋づる式に人に見つかってしまうので、会社に入ったら同期以外とは友達にならないと決めていたのですが、これまた何かの拍子に上司に友達申請をしてしまい(バカ)、
そこから同じ部署の人と次々友達になることになって、なんとなくプライベートの投稿しづらいな〜と思うようになり、プライベートアカウントは社会人2年目くらいでほぼ投稿しなくなってしまいましたね。
会社というのは組織なので、月曜日に眠そうにしていると土日に投稿してた遊びのせいか?なんて思われるかもというのを心配していたし。笑
そのときは合コンにも頻繁に行っていたので、出会いの場であった人とあまりFBで繋がりたくなかったのもあります。
怒涛の結婚報告ラッシュ
社会人3年目にもなるとほとんどFBには投稿せず、でも見る専門としてたまにログインしていました。
今は仕様が変わってそんなことないのですが、直接の友達じゃなくても、友達の友達の投稿までたまに飛んできていたんですね。
そうです、恒例の結婚報告です。笑
女性ならわかりますよね、この気持ち。
ずっと会っていなかった子であっても何となく心に衝撃が走ります。
もちろんおめでたいことだなあとか、ドレス可愛いなとは思っています。
ただまあまあ仲良いグループだったのに結婚式呼ばれてないってのもあれば、いつの間に結婚したん!?っていう驚きもあり。
FBも少しずつ下火になってきていたというのもあって、転勤とか結婚とか新婚旅行とかそういう人生の大イベントしかみんな投稿しなくなってきていたんです。
これがなにを意味するのかというと、FB投稿の結婚報告ラッシュ!!!笑
こんなに幸せそうな一方で、わたしは彼氏さえいないのに・・・
〇〇ちゃん出産したんや〜、それに比べてわたしは合コンに参加してるにもかかわらずなにもないなんて・・・
女性って大変なもので、もう人と比べることが癖になっているとひたすら自分で自分の首を絞めることになるんです。
受験、就活、結婚、出産。
わたしとFBの歴史とはまさにこの連続だったなあ。
SNSのない時代だったらなにも考えずに済んだことが、SNSを見ることで人と比べては勝手にショックを受けたり落ち込んだり。
影響を与えるためにSNSを使おう
ただその裏側でわたしはもう1つの世界を持っていました。
それが今のサイト、ビジネスの顔でした。
高校の同級生が起業したときみんながよく思っていなかったのを教訓に、わたしは副業やビジネスのことを一切誰にも話していませんでした。
アメブロのみで活動をしていました。
しかし起業塾でFBも使って方が認知度が上がるとのことだったので、FBでサブアカウントをつくることにしたのです。
アメブロでは少しずつ認知度が上がっていましたが、ビジネス目的でのFBは使っていなかったので、最初は大量に友達申請が来たことに戸惑いもありました。
そうです。
アメブロはプライベート用のアカウントは下火になっているものの、ビジネス目的ではお客さんが捕まえられるからということで、かなり活発に投稿ややりとりが行われている場でもあるのです。
やってみてようやくわかりました。
FBとは人の繋がりを大切にしているSNSなので、1人の起業家とつながればそこからまたどんどん繋がっていきます。
つまり関係性を作ればつくるほどに見込み客を増やすことができます。
ただビジネス目的の場合、属性さえチェックすれば誰でも友達申請をしましょう!というのが常識のようになっていたので、1人ひとりとの関係性は薄いものでした。
もっと言えばみんながなにかを売りたい人ばかりなので、買いたい人はどこにいるんだ?って感じでした。
正直売りあっているという方が正しいのかもしれません。笑
そしてビジネス用にアカウントを取得してすぐに、プライベートのアカウントはきっぱりと削除しました。
理由はFBでは原則2つのアカウントを所持できないということ。
ビジネスで生きていきたいと思っていたので、もしビジネス用アカウントが凍結されたら・・・という不安もあり、高校時代からの思い出の写真や誕生日のメッセージなどが詰まってたアカウントでしたが。
これから生きていく方向性を考えたとき、2つは選べないと思い削除しました。
いつもFBの投稿に振り回されてばかりだったわたしですが、これからはFBで人に影響を与える番だと決意したのです。
FBをやめた理由
そこから先のことは、相羽みうFBアカウントに投稿している通りです。
ビジネス用のアカウントとして、起業家の投稿としてよくある、アメブロやYoutubeの宣伝、日常などを発信していました。
積極的な友達作りやコメントのやりとりもほとんどしていなかったので、いいね数が100を超えたことはほとんどありません。笑
しばらくは教えに従って毎日投稿をしてましたが、なんとなくわたしにFBは向いていないんじゃないか、そう思うようになりました。
FBやインスタというのは先ほども書いたように、リア充向けのSNSなんです。
10年もやっていてようやく気づいたんです、わたしにはあっていないと。笑
人付き合いが苦手なため、家で仕事をできるよう仕組み化したというのもあって、写真に残せるような活動もあまりしていません。
家にいてパソコンで仕事して、動画見て、スマホゲームして本読んでっていうそういう地味な毎日しか送っていないので、載せる写真がありません。
また人の投稿を見ても、ブログやツイッターほど心動かされるものがないなあと。
お金持ち自慢?すごい人と会った自慢?友達多い自慢?
嫌気が差して半年ほど前から数名以外はフォローを外し、タイムラインに表示させないようにしていました。
見せかけのブランディングだけで売れるような人がいたとしても、そんな人の投稿を見たところでわたしの目指すところではないなというが大きかったです。
単純にいうと、FBが楽しくないなということに気づいてしまったんです。笑
ツイッターやブログの方が楽しいし、わたしのいるべき場所だなあと。
文章で自分の感じたこと、思いを説明する。
同じ感情の人がいたら仲間意識が芽生えて嬉しくなる。
本音を言える場所を大切にしたい
どんなに少数意見であっても、ネット上では必ず仲間が見つかる。
これがネットをやり始めた頃、1番の衝撃だったことでした。
わたしはなぜかいつもマイナーな意見の持ち主でした。
そのため多くの人と意見が合わない。やがて自分の意見を声に出していうことに臆病になっていました。
でもネットでは違う。
どんなにマイナーな音楽でも、アニメでも、趣味でも分かり合える人がいる。
なぜならネットというのは、周りからどう思われるかを気にする事なく発信できる場所だから。
学校や会社とは別にコミュニティを持てる場所だから。
そのはずなのにFBは学校みたいな場所なんです。
友達からどう思われてるかを気にし続けなければならない。
本音を言える場所を大事にしたいという思いから、FBをやめることにしたのです。
これからのSNSとの付き合い方
とはいっても、これまで通りブログやツイッター、メルマガ、YouTubeは続けていきますので、特に変わることはありません。
FBはアカウント削除するわけでもありません。
普通の投稿はしないですが、有料のFB広告は打とうかなと思っています。
これもまだまだ悩み中ではあるのですが、やはりFBは副業やビジネスの需要にあふれた場所であることは間違いないです。
これまで10年も無料で使わせてもらっていたので、広告費を払う番でもあるかなと考えてます。笑
そしてわたしが所属しているビジネススクールや、アカデミー生専用のFBグループは続けていきます。
お互い自由に交流できる場所としては、今のところFBグループ以外には見つからないので。
というわけでこれからはさらに本音の想いを伝えられる媒体で、自分の居心地のいい場所で、発信をし続けたいと思っています!
やっぱり自分をさらけ出して本音に発信をしていると、それをいいと思ってくれた人に出会える。
ネットといえども、心から信頼できる出会いがある。
この醍醐味を大切にしていきたいですね。
あとはここまでFBとの歴史を書き綴ってきて思ったのは、わたしは人と比べてはすぐに落ち込んじゃうような平凡なOLだったってことです。
起業しようと思いながらも、もう何年も何もできないでいたし、ひたすら人を羨ましいと思うだけで何も行動してこなかった。
それでも今会社に雇われず自分のビジネスで生きることができています。
だから人は変われるし、できない理由なんてない!平凡な人でも未来は変わるということを伝えていけたら嬉しいです。
PS.
FBをやめることについての動画を撮りました。
わたしが尊敬するマーケッターの海江田さんも、この動画を取り上げてくださっていて感動。
滅多に紹介とかされない方なので嬉しい。。。
マジで何かをやめたタイミングで人は変わるなって思います。