情報発信で収入を得る

LINEスタンプ販売は赤字・・・収益を生むビジネスというものをわかっていなかった過去。

こんにちは、相羽みうです!

 

今日はわたしの過去の失敗談について語りたいと思います。

いいことばっかり書いても仕方がないので・・・笑

メディアに触発されてLINEスタンプを販売してみた

基本的にはこういうのばっかりです、、

わたしはこの5年間。チャレンジするまでにも勇気を出してやってみたけど、それでもまた壁にぶつかって

普通にバイトした方が効率いいんじゃないか?なんて思うようなビジネスもたくさん経験してきました。

 

中でも一番労力の割にほとんど収入にならなかったのは、LINEスタンプの作成&販売でしたね〜。笑

ちなみに販売していたのはこれ。笑

ゆるふわOLちゃんの日常

 

当時LINEスタンプを個人でも作れるようになったばっかりで、普通のOLさんでも高級車1台買えるくらいの売上をあげた人がテレビでよく取り上げられていました。

当時顔出しせずにブログをやっていた私にとって、同じように顔出しをせず普通の会社員でも副業できるというのはすごい魅力的に映ったのです。

そのスタンプというのはこちら。

森もり子さんの返事をくれない彼氏を追い込むLINEスタンプ

 

多分私と同世代の女性なら、絶対周りに買ってた人いるはずですw

めっちゃおもしろいし使えるし、何よりLINEスタンプを誰でも作れるクリエイタースタンプという制度ができてすぐに登録されたものなので、バカ売れしました!

利益を出すことはできたのか・・・?

で・・・私もこんな風になれるかもと思って、先ほどのゆるふわOLちゃんスタンプを登録することにしたんです。

ですが結論からすると、デザイナーさんと打ち合わせをして40種類の絵を描いてもらうのにかかった費用は40,000円。(自分で絵を描くのはまず無理だったので)

それでもだいぶ安いほうだと思います。素敵なデザイナーさんだったので、クライアントをご紹介したということもあって、サービスをして下さいました。

 

気になる売り上げですが・・・

2016年の2月〜2017年の12月の約22ヶ月で8,000円でした・・・がーん。笑

こんな感じで30,000円以上の赤字でした。

 

最初の1ヶ月が一番売れて、その後はポツポツとたまに月に数個売れるくらい。

アメブロランキングでそこそこ上位だったということ、有名ブロガーさんに無料でプレゼントして紹介してもらったりとかなり営業活動にも力を入れたということもあって、これでも全体のクリエイターの中ではかなり良い方らしいです。

売れた個数的には、250セットくらいかと思います。

円高円安、LINE側のシステム変更で正確にはわからないのですが。

250人の方が買ってくれたのは本当にありがたいし、感謝の気持ちでいっぱいです。

LINEスタンプ販売からの教訓

ただこのLINEスタンプ販売で学んだことは色々ありました。

思えばこれが初めて自分でやってみたビジネスだったと思います。

低価格の商品は売るべきじゃない

250セット売れて8,000円ちょいの売上ということは、1つ売れて30〜40円程度の利益ということなんですね。さらにそこから税金と振込手数料も引かれた上で振り込まれます。

なぜこんなに安いのかというと、LINEスタンプの販売額というのは自由に決められるのですが、ほとんどのクリエイターは売れやすいように一番安い120円での販売することが多いです。

 

まず定価の安いものは売るべきじゃないなと学びました。

ある程度単価の高いもの(単発ものなら1万円〜、継続性のあるサービスなら20万〜)のものを販売できるようにしなければ、個人事業主として生活していくのはかなり厳しいです。

いくら知名度や認知度があっても、相当の数を売らなければ利益も出ないからです。

少人数に高額商品を販売した方が、サービスも行き届くので顧客満足度も上がりやすいです。

媒体に依存するということ

そして驚くべきことに、120円のうち35%しかクリエイター側には入ってきません・・・最初は50%だったのですが、私が販売した頃にはすでに35%になっていました。

35%ということは1つ売れて42円、円高などの関係で35円くらいで表示されていることもありました。

 

理由としては販売したいクリエイターが増えすぎて、審査に人手がかかるようになり、その経費が増えたためということでした。

作っている人に入る方が少ないというのはちょっと厳しいですが、それでも売りたい人が多いのが現状なのです。

そしてみんなが集まるLINEという媒体を作った人にそのルールを決める権限はあります。

アクセスを集めたり、閲覧数を増やすのに、アメブロやFBといったすでに人が集まっている媒体を使うのは、初心者にとって最も手っ取り早いやり方にはなりますが、それは同時に依存しているということにもなります。

もしFBやインスタの利用人数が減ってしまえば、自分の力ではどうしようもできないことで、もろに影響を受けてしまいます><

 

なので初期はそういったすでに成長した媒体で集めるのが有効ですが、しばらくすればワードプレスや独自のメルマガなどでどこにも依存しないビジネスに移行していきましょう!

実はLINEは赤字だらけ

ちなみにLINEは2016年でも、76億円の純損失を抱えている会社です!

思えばLINEのサービスというのは無料で使えるわけですよね。電話もメッセンジャーもこんなに便利に私たちの生活の1つになっているのにすべて無料。

きっとインフラを整備したり、システム開発には巨額のお金がかけられているにも関わらずです。

 

まずは生活になくてはならないものとして私たちの身近に入り込み、そしてそこに広告を募ったり、また別のオプションサービスを販売することで、必ずプラスになるという考えがあるのだと思います。

なので赤字になってもなお私たちに便利なものを届けてくれているLINEはすごい存在だなというのを、ビジネスを学ぶに連れてわかるようになりました。

(スタンプ販売していた時はムカついてましたが。笑)

 

このビジネスモデルはきっとインターネットや光通信、ケータイ会社も同じなのだと思います。最初は巨額のお金がいるけれど、そのうちみんながケータイ代を払うようになって回収できる。

ありがたいですね〜。

行動が遅すぎた

私のLINEスタンプ販売の赤字の原因について、一番の理由はやはり行動するのが遅すぎたということにありました。

LINEスタンプクリエイター制度がスタートして、すぐにその存在は知っていました。

これまでにも様々な副業にチャレンジしていましたし、作りたいな〜と思いつつもずっと行動できなくて、ようやく動き出したのは身近な個人事業主の方が販売していたのを知ってからです。

 

まずはネットでスタンプ販売した人のブログを隅から隅まで読み、デザイナーさんを探して打ち合わせをし、スタンプの審査にも数ヶ月かかり、ようやく販売することができたときには、

クリエイターの取り分も50%から35%に下げられた後でした。

さらに販売されたスタンプの数もかなり多く、初日でさえランキング上位に掲載されることすらありませんでした。涙

 

個人的には勝手に「このスタンプがきっかけで、友達に副業がバレたらどうしよう」などと無駄な心配をしていたのですが、その必要は全くありませんでしたね。笑

なのでどんなビジネスでもそうなのですが、みんながやるようになってからでは本当に遅いです。。。

 

相当目立っていないと選ばれる可能性も低くなってしまいますし、何より埋もれて見つけてさえもらえません。

このスタンプのことがきっかけで、その後ビジネスに取り組むときにはまずすぐに行動するというのを心がけるようになったので、いい経験だったなと思っています!

結論

ないと思いますが、LINEスタンプはビジネスには向いてません。笑

それならすでに売れていて、有能な人が作った商品を紹介する、アフィリエイトをやった方がずっと効率がいいです。

 

ブログも持ってないなら、ポイントタウン経由で高ポイントのクレジットカード作成やFX口座開設をして、自己アフィリで稼ぐ方がずっと効率的です。

 

PS.

とはいえLINEスタンプ販売から数か月・・・全然売れないのでデザイナーさんに申し訳ないという思いから、ブログにペタペタと画像を貼り付けるようにしました。

まだ顔出しをしていない頃、このキャラクターで知名度も上がったということもあり、何事もやって見ないとわからないものだな〜と思うようになりました。

 

さらにありがたいことに、LINE@には今でもゆるふわOLちゃんのスタンプを送って来てくれる人もいて、優しいファンの方に使ってもらえて幸せです♡