影響力の武器の要約
「影響力の武器〜なぜ人は動かされるのか〜」に書かれている内容を誰でも今すぐわかるように要約していきたいと思います。
この本の内容をまとめると影響力の武器は全部で6つあるとされていて、それぞれについての難しい説明が長々と書かれているわけです。
難しいというか海外の歴史や事件について詳しい人じゃないと時代背景がよくわからないので、なかなかついていけないっていう感じでしょうか・・・笑(私は社会系が苦手なのでさっぱりでしたw)
人は動かされるというのは、ビジネスでいうとどうすれば買いたくなるのか?参加したくなるのか?申し込んでしまうのか?みたいな話です。
とはいえ影響力を利用したマーケティングというのは普段の生活で誰もが仕掛けられていることなので、OLさんでもわかるくらい身近な事例に置き換えて紹介しました!
早速6つを順番に解説します。
①返報性
1つ目は返報性です。
めっちゃ簡単にいうと人は何かをやってもらうと、自然とお礼をしたくなる、何かお返ししたくなるっていう心理のことですね!
例えばコンビニでお手洗いを借りたら、何か買わないとな〜?となってガムやジュースを買ってしまいますよね。
それ以外にも百貨店のコスメカウンターで、BAさんに試しにメイクをしてもらったり肌診断の相談を乗ってもらったりすると、何も買わずには帰れない的な雰囲気になりますよね。笑
わたしもそうです、コスメカウンターでメイクしてもらって手ぶらで帰ったことは流石にないですね。
こんな感じでちゃんとビジネスモデルを組んでいれば、必ず利益が上がることがわかっているので、無料でまずは与えるっていうことをしている企業はたくさんあるということです。
友達に起業家さんでも、まず最初に無料相談会をやっていたり低価格でセミナーをしている人はたくさんいますが、まさに返報性ですね。
②コミットメントと一貫性
これは、人は一度言った意見や行動は簡単に変えるべきではない!と思ってしまう心理のことです。
人は新しく入ってくるものよりも、すでに今持っているものに対して価値が高い、それが正しいやり方だと思ってしまう性質があるからです。
例えば恋愛で例えると、めっちゃダメ男と付き合っててもなかなか別れられない人ってたまにいますよね。
まさにこの法則に則っているいい例で、でもあの人も優しい時があるし、とか思い出があるからといった理由で、新しい男よりも付き合ってる男の方が高い評価を与えてしまうそうです。笑
これまでに費やした時間やお金がもったいないと思って、ズルズルと続けてしまうと言う例では生命保険なんかもそうかもしれません。
もしかしたら解約してすぐに事故に合うかもしれないとか、20代のうちに契約すればするほど、これまで払ったお金がパーになってしまうと言う心理から、長い期間に渡って保険料を払い続けてくれるなど。
他にもいろんな例があって語りたいことだらけなのですが、また別の機会に記事にしますね。
一度始めたことをやめたくないと言うのが、このパートのないようになります。
③社会的証明
これは一見難しそうな言葉なんですが、結局は「みんな買ってますよ〜、持ってますよ〜」っていうやつですね。
女子高生の間で大人気!とか
今ネットで話題のパンケーキ屋さん!とか。
みんな食べてるお店なんだったら1度行ってみようかなあみたいな感じで、流行の最先端というわけではないけれど流されやすい人に超効果的な技です。
テレビなどはこの影響力が強く、人気であることの証明が欲しいのでお金をかけてでもバンバンCMを流したがるわけです。
2017年の仮想通貨もこういった理由で始める人も多かったかもですね。
知っている人がやっていたから、とか億り人になった人の紹介がよくされていたことで仮想通貨を買う人が増え、それによってさらに始める人が増える。
まさに社会的証明の力が大きく影響しているな〜と思って見ていました。
(とはいえわたしも一時期仮想通貨は買っていたので、知っていても全然影響されてますよ。笑)
④好意
好意は好きな人がオススメしていたら、その商品も好意的に見てしまう的なことです!
好感度の高いタレントさんが、CMでよく起用されているのもこの原理があるからですね。
好意の威力は本当に本当に強いので、不倫問題なんかが起こってしまうと一気にその人がCM降板となることがあるのも頷けます。
なぜなら商品がどんなによくても、不倫や浮気問題が起こった人が幸せな家族を描いた車のCMに出ていたらどうでしょうか・・・
なんとなくその車に乗りたくないなって嫌悪感が出てしまいますよね。笑
それと逆で好きな人、例えば友達や彼氏にオススメされたお店というのは、別に教えてくれた人がグルメオタクとかじゃなくても行ってみようかなってなると思うんです。
まあ好きな人からすすめられたら、いいように見えるっていうのが「好意」になります。
⑤権威
権威はですね、先ほどの好意ともちょっと似てるんですが、すごそうな人が紹介していたら信じちゃうってやつです!
例えばですがお医者さんが出した薬を拒否することってほぼないですよね。
これはお医者さんに対して、その肩書きや病院に対しての信頼があるからです。
薬の場合は拒否しようがないと思いますが、ダイエット方法や手洗い洗剤をお医者さんがオススメしてたらどうでしょうか?
メーカー担当者が紹介するより何と無くちゃんと効果あるんじゃないか的な幻想を抱いてしまいませんか?
こういった理由から本やウェブサイトのタイトルには「医師が勧める食事術」とかっていうのが流行ったりしてますね。確かに説得力あるわ〜とはなりますが。
あとは化学系商品のCM、消臭剤とか洗剤のCMを意識して見てもらったらわかると思うんですが、タレントが白衣着て出てる率がめっちゃ高いんですよね。
医師を彷彿させるらしく信頼度が増すからなどと聞いたことがあります。
とにかく学校の先生が言うことはなんでも正しい感があるように、権威性の威力もまた大きいですね!
⑥希少性(限定性)
最後は希少性です
これはなんとなく実感している人も多いと思うんですが、1人3個限りとか、本日限定など、誰でもいつでも買えるわけじゃないってなると、普通に売られている時より、価値が高いもののように感じることです。
わたしも海外限定カラーのバッグを見たとき、3日間限定セールといわれたとき、今買わなきゃもったいないってつい思ってしまいますね。
もしくは今まで何度も買い物をしたお客さんのみのファミリーセールの招待を受けた時、これは参加しなければ!!みたいになったこともありました。笑
ポルシェやバーキンといった高級品を街で見かけたとき、お〜ってなるのもきっと誰にでも買えるものじゃない、かつ日本にいくつ存在してるかわからないものだからだと思うんです。
ちょっと話逸れるんですが、ちなみにフェラーリって実はライセンスビジネスがメインと言われていて、わざと車の台数は少なくして稀少性を持たせておいて、
ミニカーやフェラーリの遊園地をつくることでライセンス料で稼いでいたりする会社です。
車を走らせるほどに宣伝カーのように知名度をあげてもらって、でもブランド力が下がらないためにむやみやたらとは生産数を増やさない。
まさに希少性の強さを知っている会社だなあと思うわけです。
ビジネスっておもしろい
とまあこんな感じで影響力の武器ってちゃんと学ぶと結構おもしろいです。
と言うか日常で使われまくってるので、知っておくべきだなあと思います。
リンク貼っておきますが読むの結構面倒なので、ここに書いた分だけ知ってたら充分かなと。笑
影響力の武器第3版 なぜ、人は動かされるのか [ ロバート・B.チャルディーニ ]
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マーケティングマニアなので、世の中の広告を見るたびに影響力の武器のどれに当たるかってのを気づいたら考えてしまいますね。笑
あ、このCMは権威やな、このサンプルは返報性だなとか。
もちろん私もはじめから知ってたわけじゃなくてちゃんと学んで初めて影響力の武器を読んでもおもしろいと思えましたし、基本的な知識を身につけたからこそさらに応用的なこともわかるようになってきました。
とにかく勉強が大事です。
本を読むのももちろんいいですけど、活字が苦手ならできてる人から学ぶのが一番楽ですけどね。
まず体系的に学んだから、それからの勉強が楽しくなる。
基本知識があるから、ビジネスで成果出してる人と話も合うようになってくる。
相手からもおもしろいなと思ってもらってまた食事に呼んでもらえる。
こんな感じで毎日楽しく過ごせています。
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