マーケティング

結婚式での新婦の手紙はなぜ感動するのでしょうか。

新婦の手紙

20代にもなると1度ならず、もう多い人だと10回くらい結婚式に参加されてるかもしれませんが・・・

わたしは人とつるむのがあまり好きじゃない方なのですが、それでも結婚式は毎回うるうるします。笑

参加した結婚式だけでなく、ドラマで見る結婚式でもそうです。

 

友達少ないので結婚式にそこまで参加回数が多い方じゃないですが、友達の可愛いドレスとかケーキとか、コース料理を見るのって楽しいですよね^^

そんな結婚式の中で特に感動するシーンというのは、やはり花嫁からの両親に向けた手紙のコーナーではないでしょうか?!

 

花嫁さんの子供時代、ご両親のことなどを何も知らなくても、むしろその手紙は自分に向けられたものではなくても感動してしまうのはなぜでしょうか・・・。

 

それはたった1人に向けて書かれた手紙だからなんです。

 

たった1人に向けて

例えば母親という世界にたった1人にしかない人に向けたメッセージというのは、かなり強い思いがこもっているわけです。

育ててくれた感謝の思いや、昔の思い出。

実体験からくるストーリーとともに思いが伝えられていると、みんなの頭の中にそのイメージはっきりと思い浮かぶので、感動してしまうのです。

 

よくマーケティングん世界では伝えるターゲット像を決めましょう、ということが言われているのですが、これがまさに新婦の両親に対する手紙だなといつも思います。

ブログでもそうなんですが、たった1人のターゲット像を決めてその人に教えてあげるつもりで書くことで、話すレベルだったり、出す例だって統一されてきます。

 

そうすることによってお客さんの心のど真ん中に刺さるので、ファンが増えていきます。

ただこの記事役だったな〜っていうので終わるんじゃなくて、「もっとみうさんのこと知りたいな」「もっとみうさんの話を聞いてみたい」

ありがたいことにそう思ってくださる方がたくさんいます。

 

わたしのこのブログはちょっと副業に興味あるな〜っていう、周りよりちょっと意識高いOLさんをターゲットにしているのですが、

だから今回このたった1人のターゲットの話をするために、結婚式の例を出しているんですね。

 

たった1人に向けて書くと不安に思う人もいるようですが、新婦の手紙のように周りの人までもらい泣きするがごとく、関係ない人まで共感を感じてくれるようになるので問題なしです。

 

その他大勢に向けてだとどうなる?

もし、、たった1人のターゲットを絞らなければどうなるのでしょうか。

誰に向けて書いてるかわからないので、読んでる人みんなが他人事として捉えることになります。

その最たる例が、学生時代の校長先生の話だと思うんですよね〜笑

 

少し前の時期だと「夏休み始まるから、トラブルやダラダラした生活を送らないように〜。ちゃんと計画立てて過ごすように〜」

っていうありきたりな話をされて、誰に向けて話してんだ?って感じです。

 

ちゃんと聞きなさいよと生徒を怒るよりも、学校の先生であってもマーケティング勉強したら生徒が聴きたくなる話し方に変わるのにな〜とも思ったりします。笑

 

メディアも使われているテクニック

たった1人に届けるというのは、実はブログに限らずメディアでもよく使われているテクニックだったりもします。

ブログもメディアという大枠に含まれた1つなので当たり前と言ったら当たり前なのですが。笑

 

8月といえば甲子園。

甲子園を盛り上げるために、各テレビ局は球児たちのいろんな密着番組をやっていますが、

その中でも惜しくも甲子園ベンチメンバーに選ばれなかったメンバーのドキュメンタリーや、親子で夢を叶えた話などいろんな番組がありますね。

 

数字だけでどの学校が勝ったとかもおもしろいんですが、やっぱり1人ひとりの話を聞くともっと思い入れが深くなるっていうのは同じことなんだろいなって思います。

 

なのでブログでファンを作りたかったら、とにかく自分の過去の黒歴史でも辛かった経験でも、ダメダメだった頃の話でもどんどん書いていくべきだと思います。

私も昔は自分が上手くいったときのことしか書いてなかったんですが、最悪ですね。笑

 

人生ってうまく行くことばかりじゃないですし、むしろ黒歴史を書きまくってからの方がコアなファンがだいぶ増えましたもん。なぜかというとストーリーに共感してくれたからだと思っています。

OL時代の失敗談とか、副業時代死にかけた話とかも、希望があればどんどん書いていこうと思います。笑

 

なのでブログでファンを作りたいあなたも、過去の話書いてください!今すぐ!