マーケティング

1万円札の福沢諭吉は、秋元康並みの凄腕超マーケッターだったという話。

 

1万円札の福沢諭吉さん。笑

わたしも尊敬している人の1人なんですが、、

 

彼はマーケティングという言葉がまだ日本に浸透していなかった頃から、すごいマーケティング的な視点の持ち主だったということを知って、すごく面白かった話をシェアしたいと思います・・・!

福沢諭吉は「人の上に人を作らず」という言葉が有名な【学問のすゝめ】という本を著者でもあるのですが、その時代の大大大ベストセラー本な訳です!

そりゃそうですよね、歴史の教科書に出てくる本なんて冷静に考えたらすごいですよね。笑

 

そんな福沢諭吉さんですが、なんのために学問のすゝめを書かれたかご存知でしょうか?

もちろんこの本に書かれているのは、平等な世の中を作りましょうね、上下関係を作っちゃダメ、ということとともに

これからの時代は学ぶことが大事。

学んで知識をつければ選択肢が増えて人生が変わるんだよ!

 

そんなことを伝えてる本なんです。

 

勘のいい人は気づいたかもしれません・・・

 

この本は最終的には慶應大学の入学生を増やすために、書かれた本でもあるのです!!!笑

ご存知かと思いますが、福沢諭吉は慶應大学の創設者です。笑

 

学びが大事、勉強することによってどんな人でも人生を変えることができる。

今でさえ勉強ができればどんな家庭に生まれたとしても東大に入ることだって可能なご時世ですが、福沢諭吉の時代は決して当たり前のことではありませんでした。

 

書籍という誰でも気軽に手に取れるもので、価値観を伝える。

そして最後に本当に自分が広めたいものに繋げる、福沢諭吉が最終的に広めたいものというのは慶應大学だったわけです。

 

すごいマーケッターじゃないですか?!

 

最初に手に取りやすい価格でお試しをしてもらう、化粧品のサンプルとかもそうだと思うんですが、それが書籍です。

最後に利益を取るために販売するサービスというのが、慶應大学!!!笑

 

慶應大学は幼稚舎から大学まで通うと全部で1,700万くらいかかるそうなのですが、、笑

(慶應大学経済の場合、医学部の場合は2,600万だそうです・・・!すごっっ!笑)

 

天下の慶應大学の人気だって最初から人気だったわけじゃなく、

こうした地道な布教活動によって広まって行ったのだなあ〜と思ってちょっと面白かったのでシェアして見ました。

 

動画ではこのことについて、さらに詳しく夫と対談してるのでよかったらご覧ください!

8分間で、2倍速で見ると4分です。