身近なビジネス

独学で始めたいちご専門ケーキ屋さんが、連日行列になる理由とは?

こんばんは、相羽みうです。

この前、セブンルールという活躍している女性が紹介される番組で、いちご専門のケーキ屋さんが取り上げられていました。

京都の中心にお店があるということで、25年以上京都に住んでいた私にとってはとても親近感を持ったのですが♡

MAISON DE FROUGE

 

お店を出されてからは15年くらい?で、連日お客さんがオープンと同時に順番待ちをしている人気店、ケーキの見た目の可愛さからメディアでもたくさん取り上げられているお店のようです。

 

オープン時からの大変だったことなどをお話しされていたのですが、ケーキ屋さんを継がれたというわけでもないので、当然苦労も多く。

お店ができて2〜3年は、本当にお客さんが0、もちろん売上も0っていう日が続くこともあったそうです。

2〜3年経ってもその状況があっても続けられるってほんとすごい。

しかも実店舗はネットビジネスと違い、売上がなくても家賃やケーキを作って並べなければいけないっていうのがありますので、私が想像している以上に大変だったのだろうと思います><

 

しかもお菓子の専門学校を卒業されたというわけではなく、独学でお友達と始められたそうなんです。

たった1粒のイチゴに感動したことをきっかけとして。

 

独学だからとにかくいろいろな研究をされたと思うのですが、夫と二人で見ていて思ったのは、必ずしも経歴とか学歴とか資格がお客さんに選ばれるわけではないんだなということでした。

 

お菓子の専門学校を出ていなくても、留学をしていなくても、自分なりに勉強と研究をしてお客さんに感動を与えられたらいいんだなと。

ピアノ習っていたことがあるからわかるんですが、専門職ほど◯◯先生に師事とかどーでもいい。笑

書道の世界、茶道の世界、バレエの世界でもよくあるけど、一般人からしたらほんとどうでもいい。。。

ピアノの先生とか経歴が悪いから、、なんて気にしている先生も多いそうですが><

 

多分どのすごい人から学んだとかよりも、知ってる曲弾いてもらうほうが楽しめるんですよね。

CMで聞いたことある、ドラマでで使われていたクラシック曲弾いてもらったほうが、こちらも反応できるし、難しい曲とか求めていない。

 

話を戻すんですが、そのケーキ屋さんはやっぱりマーケティングとかブランディングをちゃんと勉強されているのが伝わってきたんです。

ケーキの作り方は大前提ですが、普通のお客さん、普通の女性がいいなって思うケーキがたくさん並べてありました。

 

というのも、最初リボンで留めてあってハサミで切って食べるっていうケーキが、たくさんのメディアで注目されたり・・・

 

お店の外装もめっちゃ可愛い!

 

何より素晴らしいのが、いちごだけに特化したところですよね。

ケーキ屋さんって山ほどあるし、絶対間違いないケーキを買いたいなら百貨店に入ってるお店を選んだほうがいいです。

それでもインパクトがあって覚えてもらえるのが、思い切ってイチゴに特化したところだと思うんですよね〜。

 

いろーんな種類のものを売るのは、大手チェーン店だけがなせる技ですから。

個人でやっていくお店はとにかく1つだけに特化することでしか生き残っていけないのです。

 

あれもこれもじゃなくて、イチゴのお店って言ったら友達にも紹介しやすいし覚えやすい!

やっぱり1つに絞ることで紹介しやすいっていうのは強いです。

個人のお店って広告費をめちゃくちゃかけられるというわけでもないので、口コミのしやすさが売上にも直結してくると思うからです。

 

番組の中ではイチゴについてここまでこだわっているから、厳選しているから売れているんだ!!!的なまとめ方でしたが、

個人的にはこの経営者さんが、マーケティングをすごく勉強されていることがここまで続いている理由だろうなっていう印象を持ちました。

 

ちなみに・・・もう1つ素敵だなと思ったのが実は価格です。

ちなみに安くはなかったです、ケーキとしてはかなり高額です。

テレビでちらっと映った値札が1個900円代でした。

 

いいですね〜高くても売れるケーキをつくるって発想がまず大事です。

値下げするだけなら誰でもできますし、限界まで値下げしてしまうと質が悪くなる、つくる側もヤケクソになるという負のループに陥るからです。

 

わたしはここで紹介されているケーキを高くても買いたいと思ったし、むしろ高いからこそご褒美気分に浸れそうなので食べたいなと思いました。

実際毎日たくさんの人が並んででも食べたいと集まっています。

価格を上げることで客層も選べるので、よりいい雰囲気でケーキを食べれることでしょう^^