身近なビジネス

メルカリ上場に学ぶ。人は完璧なサービスだけを求めているわけではない。

こんにちは、相羽みうです。

ちょっと前ですがメルカリ上場しましたね。

 

世間はメルカリに対して厳しい目を持っているが

Yahoo!ニュース上やSNSで、メルカリ関連のニュースが出ると、サービスに対する文句を言ってる人も多い印象ですが。

でもメルカリは本当に画期的なシステムだと思うわけですよ。

 

副業OLだったわたしは、もともと高校生か大学生くらいの頃から、妹に教えてもらったSHOPPIESというギャルターゲットのフリマアプリを使ったことはありました。

妹が読んでたギャル雑誌の後ろに紹介が載ってたりもして、おしゃれに興味ある女の子の間ではそこそこ知られてたんじゃないかな?

 

で・・・そう思うとメルカリ以前にも似たようなアプリサービスってあったんですよね。

 

じゃあなぜメルカリだけがこんなに成長したのか?上場まで成し遂げることができたのか?についてわたしなりに考察していきたいと思います。笑

 

メルカリがトップを取れた理由

なんでもありだった(笑)

最初からこれはどうなのってやつをブッ込んでみたんですが、出品できるものがなんでもありだったというか、監視がゆるゆるだったことですかね・・・

食べ物屋チケットも普通に出品されてましたし、なんというかなんでもありでしたね。

さっき書いてた、SHOPPIESでは違反行為としてすぐ削除されてた商品でも、メルカリは利用者が一気に増えた影響もあってか削除される前に購入されて、取引成立なんてこともよくありました。

だから他でも無理だとしても、メルカリでなら出品できるんだ?って感じではじめた人も増えた印象です。

 

使いやすい

何と言ってもメルカリは操作性が抜群です。

というのも無駄なボタンが一切ないんですよ〜!!!

その点別サイトのフリルは、なんだか使いにくい。

ボタンって最低限でいいんですよね。多すぎると最初見たい人が、ボタン多すぎてやり方よくわかんないしやる気無くすわ〜難しそうってなっちゃうんですよ><

最近のテレビのボタンとかもそうじゃないですか。ボタン多すぎて使いづらい・・・子供の時使ってたみたいなチャンネル変えるやつだけでいいのに!みたいな。

 

まさにこれって少し前のらくらくスマホが出た流れと全く同じで、一部の人が詳しくなるとスマホでもカメラでもいろんな機能をつけ出すんだけど、

そうすると新規とかおじいちゃんおばあちゃんには難しすぎるから、超シンプルなやつを出すと売れまくるってよくある現象です。

 

話はそれましたが、サービスを使ってもらうコツとしてシンプルさがあるかなあと思います。

 

とりあえずでリリース

とりあえず完璧じゃなくてもいいから批判を恐れずにリリースして、利用者の意見を聞いた上で改善をして言ったというのが大きいかなと思います。

大きな会社ほど役員を納得させることや、投資家のいうことを聞くことになってしまいがちですが、メルカリは最初はベンチャー企業だったということもあって、完璧じゃなくても出す(Done is better than perfect)という精神が素晴らしいなと思います。

この名言はFB創設者のマークザッカーバーグの言葉でもあるんですが。

 

結局ね新しいサービスなんて出してみないと利用者がどう思うかなんてわかんないんですよ。笑

自分たちの中では完璧と思っても、それが誰も欲しいものじゃなかったなんてこと、日本の電機メーカーではよく起こってる現象かもしれませんが。

 

メルカリも3年くらい?利用していますが、毎月レベルで昨日が改善されたり、また不要なものがなくなったりするのを肌で感じてきました。

最初は完璧じゃないなと思っても、まずはリリースされたことで、家にあるいらないものを売って手っ取り早くお金を稼ぎたい人、に貢献したのは間違いありません。

 

メルカリの利用者は一般人なので、会員同士のトラブルは絶えないにしろそこを0にならないとリリースしない!なんて考えているままだったら、いつまで立ってもこんなに価値あるサービスは生まれなかったと思います。

 

CMを打ちまくった

フリマアプリっていう業界でCMが打たれたのは結構衝撃でしたw

なんとなーく、お小遣い稼ぎとか副業ってこそこそやるものというイメージというか、表向きに会社の人と話すことではないっていう雰囲気だったからです。

 

やっぱり大金を積んで認知度を上げるってのは大事ですね。

多くの人はCMをやってるだけでちゃんとしてる会社なんじゃないか?と思ってくれますし、わたしもCMが流れるってことは、他のフリマアプリより利益も出ているんだろうな〜って認識します。

 

なんでもですがサービスが広まるためには、大して興味があるわけでもないふつーの人に知ってもらうってのは大事なんだなあと思いました。

 

内部保留せず新規事業投資

メルカリはかつてのアマゾンのように利益のほとんどを、新規事業や再投資に回しまくっている会社です。

アマゾンもちょっと利益出たらそのたびに新しいシステム開発や、各国に倉庫を建てたりしてどんどん投資をしてました。

 

そのおかげで数年は売り上げがあるにも関わらず赤字続きでしたが、最近になってようやくその投資が身を結び効いてきたのか、株も右肩上がり、アマゾンCEOは世界で1番の富豪にもなっています。

赤字だった当時、経営のことを学んでいないニュース記者たちは、こぞってアマゾンのことを赤字続きの会社だなんて記事を出しまくっていましたが。笑

 

なので新聞とかニュース記事も話半分で聞いておいたほうがいいかもですね・・・あの手の記事は短期目線でしか見られてない場合が多いので。経営者とかビジネスで食べていきたいのであれば><

 

で・・・メルカリは今AIを使って自動認識システムの開発に取り組んでるそうです。

使ってる方はすでにご存知かもですが、メルカリはすでに本やDVD類はバーコードを読み取るだけで、自動的に商品名などを入力してくれます。

 

他にも写真を撮るだけで形状からだいたいのカテゴリも自動入力されます。すごいですね・・・!

 

ってか普通にこれ楽なんですよね、他のアプリこういうの開発に投資してきてないからやってないので。

 

メルカリ的には取引をされるほどに手数料が入るので、出品の手間をなくすための開発には投資を惜しまないんですね。

聞いた話だとヤフオクは出品カテゴリが間違っていた時、電話で訂正の連絡がきたりして・・・こういうところがメルカリにどんどん取って代わられたところなんだろうなと思いました。

 

だって電話って労働ですもん。労働には限界があります。

でもAIやシステムには限界はないので、そこに投資するって考えは重要ですね。

 

あとはメルカリ専用の配送システムまでつくったりとか。

 

チャレンジ精神がハンパない

メルカリは2018年夏頃、いくつかの系列アプリを終了しました。

フリマアプリで上手くいったので、そこから派生してメルカリNOWというその場で査定してお金がもらえる質屋のようなサービス、スキルを教えあうようなサービスなどあったのですが、

利益が出なかったことや利用者が少なかったことから最短数カ月で終わりました。

 

ダメだったものでも、これまでやってきたことを終わらせる決断というのは勇気がいるものです。

でもそれをスパッとやめたのは本当にすごいことだなと。

チャレンジ精神もあるけど、やめることで無駄な作業をなくす・・・大事だけどなかなかできないことですもんね。

 

メルカリほどの有名企業になると、ニュースにも逐一書かれてしまいますが、やっぱりそれによる影響を見越しても今やってることをやめるって大事なんですね。

 

時代のニーズに合っている(副業元年)

2018年は副業解禁というワードが出始めたりと、副業元年とも言われています。

平成という年も終わり、これから時代の波はどんどん変わっていくと思われます。

会社に雇われて働くじゃなく、これだけ個人でも仕事ができるパソコンはツールの整った世の中なので、家で仕事をするってのも珍しいことではなくなるかもしれません。

 

そして誰しもが会社のお給料以外にも収入があればいいなとは感じています。

そんなときにスキルや経験がなくても、家にあるものを出品するだけで利益になるなんて稼ぎ方、今までなかったですもんね。

バイトをするしかお金稼ぐ方法なんてなかった。

ブックオフに売っても1冊10円以下で買い叩かれちゃうし。笑

 

だから技術の進歩ってほんとすごいなって。新しいサービスを頭ごなしに批判するんじゃなくて、ちゃんとその良さを知って上手く使えば人類の生活の質ってのはどんどんよくなっていくと思うんですよね。

 

誰もがビジネス始められる時代

ということで、今回は20代起業家夫婦の目線から、超メルカリのことを褒めまくってみました。

メルカリみたいなサービスをつくるのは難しいですが、ブログとメルマガさえあれば誰もがビジネスを始めることができます。

 

私も夫も元々は普通の会社員でした。でもネットの力で会社を作るまでになり、その具体的な方法をメルマガでは書いてたりしますので、よかったらぜひ。