西野カナの共感力がすごい
28歳ともなると結婚式に出席することが増えたのですが、西野カナの曲は本当によく流れたり、余興で替え歌を聞くことが多くなりましたね。
私のこの曲でムービーを作ったことがありますが・・・
でも彼女の知名度が上がった曲といえば、やっぱりこれですよね・・・!
「会いたくて 会いたくて」涙
超話題になった歌詞を抜粋するとこんな感じ。
今日は記念日本当だったら
二人過ごしていたかなきっと君は全部忘れて
あの子と笑いあってるの?(中略)
何度も愛してると
いってたのにどうして抱きしめて優しい声で
名前を呼んでもう一度会いたくて会いたくて震える
君想うほど遠く感じて
ここまでメンヘラを通り越した、突き抜けた感じいいですね〜
辛い失恋をした女の子たちが、一人で泣いてる時に聞いて深く共感できたら、その子は立ち直った後でも「この曲が私を救ってくれた」と一生思い出すでしょう。
「私と同じ経験をしている人はいるんだ」と心を奮い立たせるかもしれない。
とはいえこの曲かなりのヒット作ですが、出たばかりの頃は批判もかなり多かったですよね。会いたくて震えるってどういうこと!?なんていじられてたり・・・笑
歌詞がチープだとか、震えるのが怖いとか、こうしてJーPOP界は衰退していくのか・・・とか言いたい放題。
それでもこの歌を出したのは彼女の「自分を信じる力」があったからだと思う。
世の中のたくさんの人に今まで受けたことのないくらいの言葉を浴びせられて、それでも自分が信じるからこの道を進むという強さ。
大多数の99%の大人たちにどう思われようがいいんですよ。
ターゲットとなる人たちの心にさえ深く入って行くことができれば。
ありきたりは見向きもされず
結果、批判も含めてこの曲に関する話題があらゆるところでされるようになった結果、女性歌手で突き抜けた存在になったのでしょう。
やっぱり「なんだこれ?」「こんなの見たことない」「相当変わってるな〜」くらいのインパクトがないと、インターネット上でも見つけてもらうことは難しい。
歌が上手くて一生懸命がんばっているのに売れていないアーティストの大半が、ありきたりだからと言われています。この辺りはブロガーも同じです。
どこかで聞いたような応援ソングや爽やかな恋愛とかそういうのは、覚えてもらえないし世間にショックを与えるくらいの何かが必要なんだろうな。
日本は平和すぎて、毎日会社や学校に行くルーチンを繰り返してれば、生きていけないことはない。
やむを得ない事情があれば生活保護という制度で生命の危機は守られている。
だからみんななんらかの面白いニュース(不倫や芸能スキャンダル)がないかな〜を求めている。
平凡で安定した毎日を過ごしたい反面、刺激も欲しいんだろうな、、って思います。
刺激というか、話題にできる面白いテーマが欲しいんだろうな。
そのテーマを自分が発信することができれば、面白いなと思った人が勝手に宣伝してくれることにもなるのです。
このインターネット社会では、むしろネタにしてもらった者勝ちなのです・・・
今しか書けないものが財産
カラオケで会いたくての曲を歌った時、なんて暗い曲なんだろうと思いました・・・
そもそもPVは、一人で泣きながら歌ってるシーンがほとんど。
あと最後あたりは、お風呂場で髪の毛を切っていました。笑
歌詞も映像も全てが暗く・・・
歌詞だって知り合いの女の子の彼氏を取られ、好きと言ってくれてたのに嘘ついてたの?!記念日なのになんの連絡もこない・・・
はい側から見ればもちろんメンヘラというか、ちょっと自己中な女の子なわけですが、それでもYoutubeのコメント欄には共感したという意見が多いのです。
でもね、今の西野カナさんがこんな暗い失恋ソングを書くことはできるでしょうか。
なんとな〜くあの時の感情を思い出して、なんとな〜くこんな気持ちだろうなって書いたところで、きっと聞いたお客さんにはなんか上部で書いてるなって多分バレます!
なぜなら西野カナさんは今、わたしも結婚できるのかな?運命の人とはいつ会えるのかな?
が、メインのお悩みだからです!!!
下記動画を参照。
わたしも彼女と同い年なので、こう思うと一緒に成長してきた感がすごくあります。
出す曲だって最初は失恋や早く大人の女性になりたい!みたいなのが多かったのに、今では友達の結婚をお祝いする曲や、私にも運命の人はいるのかな?っていう曲になりました。
メイクも服装も大人っぽくなってすごく自立した女性になり、きっとプライベートの恋愛も上手くいってるんじゃないかなと勝手に思っています。
だから当時のような歌詞はもう書くことはないんじゃないでしょうか。
「会いたくて会いたくて」レベルに共感を呼ぶ失恋ソングは、書けないんじゃないでしょうか。
何が言いたいかというと、その時にしか書けない思いはかけがえのない財産になるということなんです。
例えそれが、失恋や喧嘩、反抗期、就職が上手くいかない、受験が上手くいかないであったとしても。
そしていつかその悩みは癒えていきます。
完全にじゃなくても人は少しずつ、元の状態を取り戻していきます。
なのでどれだけがんばって思い出そうとも、本当の意味でその時の感情や思いを思い出すことはできません。
正直な思いをブログに書こう
なのでこの話がどうブログに繋がるかというと、今の思いをブログに書き残しておいて欲しいんです。
思ったこと、悩み、どうなりたいと思っているか。
ブログで見られるのがどうしても嫌なら、自分しか見ないノートでもいいです。
なぜなら今の悩みは今しかないから。
ずっと結婚したいっていう悩みがあったとしても、いざ結婚して子供が生まれたら次は子育ての悩みが出てきます。
でも結婚したかったところから、結婚できたという方法を知りたい人も世の中にはいっぱいいるし、それを教えてあげることができれば、ビジネスにお金に変えることはできます。
でもほとんどの人はなぜやらないかというと
- こんな平凡な自分のやり方なんて、誰の参考にもならないと思っている
- その時やったこと、悩み、感情なんて忘れた
もったいなすぎる〜〜〜〜
なのでリアルタイムでつけていくのがオススメなんです。
私も初めて起動に乗ったアメブロ(削除済み)は、リアルタイムで5年間の副収入が増えて行く様子や、やった副業のレポとオススメ、起業塾の内容などを書き綴っていました。
昔の記事を見るとよくこんな内容で人様に見せていたな〜と、後で見返してジタバタしたこともありました。
それでもそういう副業の記録だったり、家計簿の収支を晒してる人ってほとんどいなかったので、参考になりましたというメールも数え切れないほどたくさんいただきました。
でも今、お金に悩んでいたOL時代の悩みを本当の意味で思い出すことはできないし(書くときは当時の日記を見返してます)、何年目でいくら稼げるなども収支表を見ないとわかりません。
それはデータに残してたからできることなのです。
今悩んでいることは、誰かの悩みを解決するのに繋がります。
かけがえのない財産になります。
だって今のあなたにしか書けないことだから。
ぜひ今の正直な思いを残しておいてください。
「会いたくて会いたくて」の歌詞のように。笑